・シルクワークで賞を受賞
・年間最優秀賞を受賞

ヴォーグ学園の他の先生のスタンプワークの講座に通っていた時に「二村先生は手がきれいよ」と別の生徒様から聞いたのがきっかけで、ヴォーグの先生の講座に1年8か月通いました。その間に、もっと本格的に刺繍を学びたいという気持ちが育っていたので、英国王立刺繍学校の日本分校ができたと聞いた時、迷わず一期生として入学しました。

ヴォーグ学園での楽しい刺繍とあまりに違う、分校の厳しさに初めは驚きました。でも、自分ではきれいに刺せていないのが分かっているときは、必ず見逃さずにきちんと指摘があり、その厳しく的確な指導のお陰で、刺繍の経験の少ない私がいくつもの賞をいただけたのだと思います。

小田急デパートで分校の刺繍展があった時には、エリザベス女王の戴冠60周年をお祝いするオリジナルの刺繍作品を展示していただいたのも、とても名誉なことだったと思っています。

大好きなアール・ヌーボーのテイストで。

刺繍は子供の頃にうまくできなくて、それ以来苦手意識があって全くしたことがなかったのですが、たまたま三越カルチャーサロンで二村先生のタッセㇽの体験会に参加した時に、先生のプロフィールを見て、英国が大好きだったので興味を持ったのがきっかけです。

三越のカルチャーサロンに3年、少人数サロンクラスに8年、英国王立刺繍学校の日本分校には一期生として入学、気づいたら6年がたっていました（2016年現在）。

一つ一つの技法をていねいに学んでいくうちに刺繍が大好きになり、クラスで先生がお話してくださるそれぞれの技法にまつわる歴史的な背景も面白く、ますます奥深い世界に魅了されている感じです。